パン、“作る”というよりむしろ
“育てる”といった方がいいと思います。
<ボルガのパンへの思い>
毎日食べても飽きのこない味、それが私たちの目指すパンです。
本当においしいものは、体が喜ぶものだと思います。また、体にやさしいものを使っているパンだと思います。パンの消費がご飯の消費を上回る今、パンを作る側の責任は重要なものだと思います。当店がバターにこだわる理由もその一つです。また、本当にいいパンは、次の日食べても美味しいものだと思います。当店では、少量のパン酵母で長時間の発酵をとることと自家製酵母を加えることで、すぐには硬くなりにくいパンを作っています。今回のアルタ新栄店出店にあたり、地域の皆様のご家庭の食卓の一員となれるように頑張って行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
代表 坂井 啓太
<坂井オーナーの想い>
いかに酵母(イースト)の発酵をパンの生地の中でいい状態にしてやれるのか、パンのよし悪しは、これに尽きると思います。発酵が弱い(少ない)とパンがあまり膨らまずにふわっとしたパンになりません。また、逆に発酵し過ぎる(過発酵)と小麦粉の中の糖分が食われて甘みがなく、発酵臭が強く食べていて口解けの悪いパンになります。
本当においしいパンとは、食べてみて、口溶けが良く、噛めば噛むほど小麦粉の中の甘みがでてくるような、そして口の中にスーッと溶け込んでいくようなパンだと私は思います。酵母をよりよく育てるには、温度・湿度・時間が重要なカギになってきます。そしてその生地の状態を見極め作業を進めていくかが、パン職人の腕の見せ所であるのです。生地をさわりパン生地に問いかけながら…。
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